【おしごと再起動】第6話「近づく限界と悪夢」【うつ病前後の境界線 】

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支えてくれたモノ

誤算や危うい兆候は出ていたものの、なんとか耐えきることができたのは2019年に入って力を入れたSNSで出会った方々の優しい言葉でした。

厳しい言葉もいただき、気合を入れなければと思うことも。

本当にその存在は大きく、弱々しい自分の防御力を補ってくれたのです。

戦力としては不安はあるが、自分が気合や準備をしていけば大丈夫だと持ち直すことができました。

しかし自分の前に現れた流れは想像をはるかに超えるものだったのです。

 

想像以上の大苦戦!

「まさか・・・ここまでとは・・・」

見通しの甘さを痛感せざるを得ず、自分の無力感を感じていました。

その相手はこのセミナーの最初の山場、つまり最初の刺客のようなものです。

ごく短い時間で情勢が変わる中で瞬間的な判断や選択・決断・コメントを求められるという生もののハードな内容。準備をしていても、サンプル通りになることなどはなく、柔軟に動く軟体動物に対して適した攻撃をするという高難度な対応を、しかもマルチタスクで求められるもの。

それはあまりにも想像以上に高度で、今の自分にとっては厳しいものでした。

緊張感やプレッシャーで動悸や息切れ、呼吸が異常に浅くなる、喉の違和感がひどくなるなどの症状がこの頃から顕著に表れるようになりました。

そもそもうつ病になってから自分は下記のような問題を抱えていました。

  • マルチタスクの対応が著しく落ちていた
  • 選択や決断をするには体力がかなり削られる
  • 短時間で何かを求められると混乱したり、頭が動かなくなる

健康なベテランでも大苦戦するというこの内容、それに対して今の自分にとっては実に相性の悪い業務で、サンドバックで攻撃されているような一方的な防戦を強いられました。さらにイレギュラー作業もそこに追加されて、もういっぱいいっぱいでした。

しかし自分がやるしかない上に向上心は衰えていなかったので、歯を食いしばって立ち上がり、自己嫌悪しながらもフラフラになりながらも、頭が途中で動かな過ぎて先輩に怒られたりもしつつも、もうとにかく動くしかないという戦いでした。

なんとか対応を完了することができましたが、とにかくこの日は頭を使いすぎて帰宅しても頭痛がガンガンするし、内臓も相当に弱っていて食欲が起こらないようなすさまじい疲労感だったのを覚えています。

それなりにプレッシャーには強いと思っていた自分にとって、大きなショックを受けた出来事となりました。

 

近づく限界と応急措置

最初の刺客あたりから、通勤の時点で動悸がするようになり、朝の時点で疲れ果てているという有様でした。すでに手元にある武器はボロボロ、心身ともにギリギリのところまで削られていて回復も追い付かない・・・そんな心もとない状況。

ここが今の自分の回復具合からすると限界・・・そう感じざるを得ないものでした。

明らかに「このままではもたない」「まずい」と考えた自分は、ある行動を休日にとりました。それは温泉施設などで癒したり、血行を良くすることで少しでも上昇させようとするものでした。

それにより、気持ち的には持ち直すことができました。

そしてついに自分の前に相当前からの課題山積みで不安の塊であったラスボスと対峙する瞬間が近づいてきました。

 

確実に近づきつつある悪夢

カリキュラムの関係で数日間は緩やかな時間を過ごせました。

その間にラスボスである最強の課題の準備をしなくてはなりません。レベルと能力で言えば期間が長い上に難易度もそれほど変わらないという感じでした。そんな敵が強大過ぎることを知るのは、その週末。

基本ラインはわかったものの、不透明な点が多すぎる上に判断基準がわからない・・・。

先輩に確認するにしても何か問題が発生してからでないと読めないという非常にフワフワな状況で対応をしなければならないことに気づきました。

しかもその内容も難易度が想像以上に高く、引っかかりやすい罠も多数仕込まれているようなもので、歴戦のベテランでも気づくのに時間がかかるような代物でした。

以前先輩に警告はされていたものの、体調不良とメンタルの状態が悪くなっていた自分にはごく最低限ものしか準備をすることができませんでした。明らかに自分の大きなミスです。

「かなりまずいかもしれない・・・正直持てる戦力でやるにはあまりにも今の自分は非力すぎる。先輩と連携しつつ、なんとか乗り切るしかない。あとは気合でやるしか・・・ない!」

うつ病の症状が再び出始めて、準備もろくにできず、さらに難易度の高いミッション・・・しかもこの精神では先が見えますよね。あまりにも予想通りの流れになっていくのは言うまでもありませんでした。

それはまさに日中に目が回るほど忙しく、可能性について考え続けることによる頭の疲労、ストレスとプレッシャーで押しつぶされる、心に闇を抱える・・・悪夢のような日々が訪れることになるのです。

 

第7話「心から望んでいたもの」に続きます

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